Amazonの本のサブスクKindle Unlimitedでは、月額980円で200万冊以上の本を読むことができます。
この記事では、本好きのアラサーが最近Kindle Unlimitedで読んだ本の中から、子育てや療育(お子さんの発達の段階や障害の特性に応じておこなう支援のこと)、発達障害に関する本をピックアップして紹介します。
子育て中のママさんや、児童発達支援・放課後等デイサービスで働く児童指導員、保育士の方の参考になれば幸いです。
(この記事には一部プロモーションを含みます。)
この記事を書いた人
こんにちは!妊娠7ヶ月のアラサー、まつこ(matsukogotoblog)です。本を読むのが大好きで、ジャンル問わず毎日本を読んでいます。
仕事は、「児童発達支援」という障害のあるお子さんや発達に支援が必要なお子さんと一緒に運動を楽しむ施設で、保育士として働いています。
今日は、Kindle Unlimitedで見つけたおすすめ育児本と、発達支援に関する本をそれぞれ二冊ずつ紹介します!
Kindle Unlimitedに入っているおすすめ本〜育児編〜
その1
「みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典」著:石田勝紀、カワグチマサミ
子どもの自己肯定感を高めるのは親しかいない!
(中略)
本書では、これまで5万人以上の生徒を指導し、全国でママカフェを主宰してきた著者が、実際に行ってきたアドバイスとその成果をもとに、子どもへの適切な声かけを「場面別」「性格別」にわかりやすくまとめたものです。
ついつい言ってしまいがちな「ネガティブワード」を、どのような「ポジティブワード」に言い換えればいいのかを具体的に知ることができるので、本を読んだらすぐに実行することができます。
(後略)
(KADOKAWA HPより引用)
導入に漫画が入っていてとても読みやすい本です。
読書が好きではないママさんにもおすすめです。
ちなみに、この本は1400円+税(電子書籍でも1300円ほど)のため、Kindle Unlimitedの会費の方が安いです。
参考までに。
実際にお子さんに言ってしまいがちな具体的な「ワード」が紹介されているので、自分の家庭を思い返してみた時に「あるある〜!」と思わず納得してしまうのではないでしょうか。
私自身も、保育士という仕事をしていて、よくないと分かっていても「まずい!つい言ってしまった!」と思うことが多くありました。
そんな時に、この本に載っている言い換えワードを使うと、子どもたちももっと嬉しい気持ちになったのだろうな・・・。
と少し後悔もしました。
私が特に面白いと思ったのは、兄弟喧嘩の仲裁の場面でのお母さんの行動です。
兄(または弟)のかたをもつのではなく、はたまた喧嘩を止めるのではなく、「レディー、ファイッ!」と言って、公正な審判になったつもりで、喧嘩を見守る、というものです。
真剣になっていた喧嘩も、気がついたら遊びにかわっていそうで面白いですよね。
その2
「どうせならもっと上手に叱ってくれない?」著:吉村直記
(略)本書は、公認心理士であり、子ども向けの「哲学対話」を日本で初めて保育に導入した、人気保育園を運営する著者が、「子どもたちの実際の声」をもとに、「こうしてくれたらもっと(親の言うことを)素直に聞けるのに」というコミュニケーションの方法を、学問的なバックアップグラウンドとともにお伝えしていきます。
実際子育てをしている・してきた人からすると「超刺さる!」項目の連続で、「読んでたら泣けてきた」というお母さんも続出。にくたらしくも愛らしい子どもへの愛情が、さらに深まる1冊です!
(すばる舎HPより)
タイトル通り、「叱られている子ども」の立場になって書いている本です。
読んでみると、「自分自身も子どもだった頃に確かにそう思っていたかも・・・!」となんとなくは思い出せるのですが、自分が大人になると忘れてしまうんですよね。
この本を読んで、これからも子どもの気持ちになって接していけたらと強く思いました。
仕事での子どもたちとの関わりなどで行き詰まったときに繰り返し読みたい本です。
ちなみに、この本に出てくる
「あなたはやさしいね!」と先に伝えておくと、「やさしく接してくれるようになる」
という「先褒め」などは、子どもだけでなく旦那さんにも通じる技です!ぜひやってみてください。笑
Kindle Unlimitedに入っているおすすめ本〜発達障害編〜
その1
「『発達障害』だけで子どもを見ないでその子の『不可解』を理解する」著:田中康雄
自閉スペクトラム症、ADHD・・・・・・診断名よりも大切なこと
診断名はあくまでもその子の一部にしか過ぎません。「自閉スペクトラム症のAくん」「注意欠如・多動症(ADHD)のBちゃん」といった視点よりも、大切なのは、その子の目線まで達して、気持ちを想像してみること。本書では、「発達障害」と診断される可能性のある子どもたち12のストーリーを例に、その子の気持ちを想像し、困っていることを探り、「仮の理解」を行う過程を解説。我が子の「不可解」な行動に、悩める親や支援者を応援する一冊です。
(SB新書 SB Creative HPより引用)
乳児期、幼児期、就学期などそれぞれの発達段階に合わせて書かれているので、時期ごとにぶつかる問題について考えることができる本です。
「授業中座っていられない、たいきくん(7歳・1年生)」のような具体的な事例とともに、子どもへの関わり方が紹介されているので、実際の支援の場がイメージしやすくなっています。
実際に発達障害のある子どもを育てているママだけでなく、保育園や児童発達支援などの施設で働く保育士さん、学校の教員など子どもに関わる仕事についている人にも役に立つこと間違いなしです。
その2
「イラスト図解 発達障害の子どもの心と行動がわかる本」著:田中康雄
落ち着きがない・・、友だちと上手に接することが出来ない・・、何度言っても忘れてしまう・・・もしかして、発達障害かもしれません。そして、困らせてる子供自身が、困っているのです。まずは気づく、そして理解し、寄り添う。本書では気になる症状から、その特性を理解できるようやさしく解説し、具体例を交えてアドバイスしてくれます。
(西東社HPより引用)
実際に売っている本は大判サイズになっているので、Kindleで読む際にはiPadなどの大きめの端末で読むことをおすすめします。
「イラスト図解」とある通り、所々にイラストが多くとっても読みやすいです。
「自閉症スペクトラム」や「ADHD」などの発達障害についての知識だけでなく、「得意なこと」「苦手なこと」「かかわりのポイント」など実際にどう接したら良いかがわかる本です。
最後には、「家庭での支援」と、「保育所・幼稚園、小学校での支援」についても書かれているので、この本が一冊あれば発達障害の子どもに対する支援についてほぼ網羅できるのではとすら思います。
終わりに
さて、この記事では、子育て、発達支援に関する本を4冊紹介しました。今日紹介した本は
Amazonの本のサブスクKindle Unlimitedに入っていますので、すべて月額980円で読むことができます。
ちなみに、20冊まで同時に端末に入れておけるので、同じ本を繰り返し読みながらも他の本をダウンロードすることができます。
私も、いま多ジャンルの5冊くらいの本を並行読書しています。
興味のある方は、ぜひ使ってみてください!
もちろん、紙の本で読むのもおすすめです。
私は4番目に紹介した「イラスト図解」は紙の本でも持っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ