こんにちはまつこです。
この記事では、北海道の旭川医科大学病院(旭川医大)の産婦人科病棟に切迫早産で入院したときのことについてまとめました。
旭川医大での入院や出産を控えている方の参考になれは幸いです。
(この記事には一部プロモーションを含みます。)
この記事を書いた人
まつこといいます。北海道出身のアラサーです。先日、里帰り出産にて待望の第一子が誕生しました。
この記事で書いている旭川医大での入院時期ですが、2022年末〜2023年頭までとなっています。
旭川医大・産婦人科での入院。ひとことで言うと・・・
ひとことで言うと、
旭川医大の良かったところ
特に良かったところを3つ紹介します。
お医者さん、助産師さんたちが優しく、安心感がある
産婦人科によっては看護師さんと助産師さんが混在している病院もありますが、旭川医大の産婦人科にいらっしゃる看護師さんはすべて助産師さんです。
入院中は何かと不安なことだらけでしたが、どの方もとても優しく、些細な悩みなども親身になって聞いてくれました。
お医者さんは研修医の方をのぞいて5名いらっしゃいます。
人数が多いため連携等に不安がありましたが、患者の情報はしっかりと共有されているようで、毎朝の回診時にも今後の見通しなどを具体的に話してくれることが多く、安心感がありました。
私は、お腹の張りを抑えるための点滴を24時間つけなければいけませんでした。血管があまり強くないため1日〜2日で針の交換をしていて、腕が傷だらけになってしまいました。
そのことを助産師さんやお医者さんに相談するとすぐに「PIカテーテル」という処置の提案をしてくれました。
「PIカテーテル」を入れてからは苦痛だった点滴の針の交換が無くなり、快適に過ごすことができました。
提案から実施までのスピードがとても早かったです。
ご飯が美味しい
旭川医大は総合病院ですので、産科のみの病院と比較して食事の豪華さはありませんでした。
でも、味はとっても美味しかったです。
ごはんやお味噌汁は温かく、おかずはどれも味付けがちょうどよいです。
白いご飯は量が多かったので食べきれないこともありましたが、ふりかけを持参してできる限り食べるようにしていました。
お世話になったのはこちらのふりかけです。私はすき焼き味が特に好きでした。
私は年末年始にかけて入院していましたので、イベント食も経験しました。
たとえば、12月31日の大晦日の夕飯は、手巻き寿司でした。デザートもついていて、特別感がありました。
1月の頭には何度かに分けて紅白なますや昆布巻きなどのおせちも提供されました。
今年のお正月は家族たちと集まれず寂しい思いをしていましたので、イベント食はとても嬉しかったです。
またイベント食以外にも、週に何回か「選択食」というものがありました。
「選択食」は2つあるメニューのうちから食べたいものを1つ選ぶことができる、というものです。例えば、朝ごはんは「ご飯+焼き魚」のメニューと、「パン+洋風おかず」のメニューのどちらかを選ぶことができました。
選択食ではない日は毎日ご飯でしたので、パン派の人には嬉しい選択肢です。
他にも、お昼ご飯にはカレーライスやグラタン、夜ご飯にはカツ丼やちらし寿司などを選ぶことが出来ました。選択食は、「食べる」ことが大好きな私にとって最高のシステムでした!
設備が整っている
病棟内にNICU(新生児特定集中治療室)があり、万が一赤ちゃんが早めに産まれてしまったり、生まれてから障害が見つかったりしてもすぐに対応ができて安心でした。
また、NST(ノンストレステスト)のモニターやエコーの機械の数も多く、体の様子が気になるときにすぐに検査をしてくれました。
設備の良さはさすが医大!と思いました。
少し残念だったところ
様々な面において本当に素敵な病院だと感じましたが、ここからは少し残念だったところもいくつか紹介します。
面会ができない
これは時期的に仕方がないのですが、家族との面会は一切NGでした。親が病棟に荷物やお菓子などを持って来てくれたのですが会うことはできず、とても寂しかったです。
今は出産時の立ち会いもできませんが、Skype等を使ったオンラインでの立ち会いはしているそうです。
これからまた対応が変わるかもしれませんので、立ち会い出産を希望している妊婦の方は事前に確認をしてみてください。
流行病が落ち着いたら、入院時の面会ができるようになります。早く落ち着いてほしいですね。
病院内を自由に歩けない
旭川医大にはコンビニ(ローソン)とスターバックスがあります。
が、切迫早産で入院している私(※)はそれらのお店に自由に行き来をすることができませんでした。
(※出産後は生まれた赤ちゃんをナースステーションに預けて、1人でコンビニに行かせてもらうことができました!)
その代わりに、なにか欲しいものがあれば助手さんや助産師さんが買ってきてくれたり、車椅子を使用してコンビニまで連れて行ってくれたりします。
また、病棟のエレベータ前にはローソンの出張販売が毎日来てくれたので、必要最低限のものはそちらで購入することが可能です。
私も入院中に何度か助産師さんにローソンへ連れて行ってもらいました。
たまに食べるコンビニスイーツやお菓子の美味しいこと!笑
出産前で体重管理をしなければいけませんでしたが、ついつい間食をしてしまいました。
欲を言えばスターバックスのフラペチーノやカフェラテが飲みたかったですが、こちらは入院中の身、仕方ないです。
それらは、退院した後のお楽しみということにしていました。
Wi-Fiがない
入院病棟内にはWi-Fiがありません。そのため、動画などを観るには自身のスマートフォンの4G、5G頼りです。
入院中はやることがなく暇でしたのでスマートフォンでYouTubeや
Amazonプライム・ビデオなどの動画を観て過ごすことが多かったです。
私はpovoを使用しているのですが、大きめの容量を追加購入してやりくりをしました。
ちなみに各ベッドに備え付けのテレビは有料(テレビカード方式)となっています。冷蔵庫も同様に、テレビカードを使用しました。
その他・旭川医大(産婦人科)の入院情報
他に自分自身が気になった情報を書いておきます。ぜひ参考にしてください。
個室について
産婦人科病棟には4人部屋が2つ、2人部屋が1つ、個室(1人部屋)が6つあります。(個室の中でも、2つの個室は急病患者が入るところだそうです。)
個室の料金は1日4400円です。こちらは保険適用外となります。事前予約はできず、その場で希望を伝え、空いていたら使うことができます。
個室にはトイレがありますがシャワーはありません。病棟の共用シャワー(家庭にあるお風呂と同じような作りでした。)を使うことになります。
シャワーは毎朝6時以降に予約をして入ることができるシステムになっています。
1人につき待ち時間は30分でした。浴室内に風呂釜はありますが、30分という短い時間の中では、お湯をためて入る余裕はありませんでした。ドライヤーの貸し出しがあります。
食事について
食事は1食460円(こちらも保険適用外)でした。
先述したように選択食やイベント食があり、とても美味しくいただくことができました。
そのほかの備品や設備について
病衣は週に3回、全部で4着(/1週間)の貸し出しがありました。
また、病院内にコインランドリーがあるので、衣類の洗濯をしたい場合は助手さんに依頼をして洗濯をしてもらうことができます。
学生さん・研修医の先生方について
大学病院ということで大学生が実習にきたり、研修医の先生が入れ替わりでいらっしゃったりしました。特に学生の実習時は学校の先生も見に来ていて、回診時などに多くの人の目があったので少し緊張しました。
学生さんが入る際には事前に教えてくれますし、嫌な場合は拒否することもできますのでご安心ください。
まとめ
お医者さん、助産師さんたちが優しく、安心感がある
ご飯が美味しい
設備が整っている
少し残念だったところ
面会ができない
病院内を自由に歩けない
Wi-Fiがない
24時間の点滴はとても辛かったですが、医大の先生方や助産師さん・助手さんたちのおかげで快適な入院生活を送ることができました。
この記事が旭川医大で入院・出産をされる皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ