こんにちはまつこです。
この記事では、北海道の旭川医大の産婦人科で出産したことについてまとめました。
旭川医大での入院や出産を控えている方の参考になれは幸いです。
この記事を書いた人
まつこといいます。北海道出身のアラサーです。
2023年1月に待望の第一子が誕生しました。里帰りをして、旭川医大で出産をしました。
この記事で書いている旭川医大での出産・入院時期ですが、2023年の頭です。その時点での情報だということをご理解ください。
ちなみに、私は出産前に切迫早産で3週間ほどの入院をしております。
入院レポートはこちらです▼
matsuko-childsupport.hatenablog.com
皆様の参考になれば嬉しいです!
旭川医大・産婦人科での出産。ひとことで言うと・・・
ひとことで言うと、 旭川医大(産婦人科)での出産&入院は、ちょっとスパルタ(笑)ですが、とっても良い病院でした!(ひとことではなくてごめんなさい。)
「スパルタ」のワケと、良かったところを紹介します。
旭川医大のよかったところ
お医者さん、助産師さんたちの対応が良い
産婦人科の看護師の方たちはすべて助産師さんです。私は妊娠後期から切迫早産での入院をしていて、36週の時点で緊急帝王切開で出産しました。
イレギュラーで不安なことだらけでしたが、どの方もとても優しく、些細な悩みなどもたくさん聞いてくれました。
お医者さんは5名いらっしゃいました。どの方も対応が良く、自分の体や我が子を安心して任せられました。腰の痛みや腹痛などの辛い症状があったときには、すぐに漢方薬などの提案もしてくれました。対応の早さが良かったです!
助産師さんたちも大勢いらっしゃいますが、気さくで話しやすい方が多かったです。
ご飯が美味しい
入院レポートにも書きましたが、旭川医大はご飯が美味しいです。
総合病院ですので、産科のみの病院と比較すると豪華ではありません。
よくSNSなどで見る「おやつタイム」や「フルコース」などはありませんでしたが、産後3日目の夜は「お祝い膳」がでました。
お重に「これでもか」というほどのおかずがのっていて、おまけにデザートもありました。
中でも、エビマヨが特に美味しかったです。
また、選択食というのもありました。
2つあるメニューのうちから食べたいものを1つ選ぶことができる、というものです。
「食べる」ことが大好きな私にとっては最高のシステムでした。
設備が整っている
病棟内にNICU(新生児特定集中治療室)があり、赤ちゃんが早めに産まれてしまっても安心でした。 また、産まれてからは小児科の先生も毎日回診に来てくれました。
手術室やエコーの機械の数も多く、気になるときに検査をすぐにしてくれましたし、緊急帝王切開が決まってからの対応もとても早かったです。
安心して我が子を迎えることができる設備の良さはさすが医大!と思いました。
「スパルタ」のワケ
私自身も、帝王切開での出産後すぐに母子同室が始まりました。
足は麻酔が効いて動かない状況でしたが、まだ出ない母乳を出すために寝ながら赤ちゃんを抱いて授乳をしました。
赤ちゃんがとっても可愛かったので乗り切れましたが、術後すぐの母子同室は思った以上に大変でした。
帝王切開手術の次の日から普段通りの食事が出て、痛いお腹を抑えながらなんとか座って食事をしました。その日の午後には歩く練習をして、歩けるようになりました。
術後6日目に退院をしました。夜中も昼間も何度も授乳をしました。私も赤ちゃんもお互いに成長し(笑)、最後まで完母(完全母乳育児)で乗り切りました。あっという間の入院生活でした。
助産師さんたちが協力してくださったり励ましてくださったりしたので、入院生活をなんとか終えることができましたが、スケジュール的にはなかなかのスパルタだったなあと思います。
おかげで退院から数週間経った今でも、我が子は完母ですくすくと育っています。
少し残念だったところ
これまで、旭川医大の良かったところを挙げていきました。全体的に本当に良い病院だと感じましたが、少しだけ残念だったところもありましたので紹介します。
面会ができない
これは時期的に仕方がないのですが、家族・友人など面会は一切NGでした。私自身も親が病棟に荷物やお菓子などを持って来てくれたのですが会うことはできず、とても寂しかったです。
出産時の立ち会いもできません。その代替の取り組みとして、Skype等を使ったオンラインでの立ち会いはしているそうです。
これからまた対応が変わるかもしれませんので、立ち会い出産を希望している妊婦の方は事前に確認をしてみてください。
流行病が落ち着いたら、入院時の面会ができるようになります。早く落ち着いてほしいですね。
アロママッサージ体験?がなかった
過去の出産体験談を見ると、「アロママッサージ」をしてくれたとの書き込みがありましたが私が入院時はありませんでした。流行病のせいでしょうか・・・。
Wi-Fiがない
入院病棟内にはWi-Fiがありません。そのため、動画を観たり、家族とテレビ電話をしたりするには自身のスマートフォンの4G、5G頼りです。
私はpovoを使用しているのですが、大きめの容量を追加購入してやりくりをしました。
その他・旭川医大(産婦人科)の入院情報
他に自分自身が気になった情報を書いておきます。ぜひ参考にしてください。
費用について
まずは気になる出産費用について。
私は出産前3週間の入院(しかも年末年始で高い)+帝王切開での出産(保険適用)でした。
それら全ての費用を足した結果、出産一時金の42万円にプラスして4万円ほど支払いました。
また、生まれた赤ちゃんの入院費用が別途6万円ほどかかりました。
赤ちゃんの入院費用はほとんどが後日(赤ちゃんの保険証ができたら)返金されるとのことです。
帝王切開が保険適用だったからか、思った以上にかからなかったな、という印象です。
参考になれば幸いです。
入院セットについて
旭川医大で出産をすることになった時点で、入院セットがもらえます。
室内履きやバスタオル、お風呂セット(シャンプーやコンディショナーなど)、産褥ショーツやパッドなど多くのものがもらえますので、自分で準備が必要なものは少なかったです。
遠方から来る患者も多いため、最低限のものは病院側でそろえてくれているそうです。
退院時には、おむつの試供品やおくるみ、手形セットなどたくさんのお土産ももらえました。
個室について
産婦人科病棟には4人部屋が2つ、2人部屋が1つ、個室(1人部屋)が6つあります。(個室の中でも、2つの個室は急病患者が入る部屋です。)
個室の料金は1日4400円です。こちらは保険適用外となります。事前予約はできず、その場で希望を伝え、空いていたら使うことができます。
急病患者の個室以外は、帝王切開の手術後や出産後の患者さんが優先になることが多いようです。
個室にはトイレがありますがシャワーはありません。病棟の共用シャワー(家庭にあるお風呂と同じような作りでした。)を使うことになります。
シャワーは毎朝6時以降に予約をして入ることができるシステムになっています。
1人につき待ち時間は30分でした。浴室内に風呂釜はありますが、30分という短い時間の中では、お湯をためて入る余裕はありませんでした。ドライヤーの貸し出しがあります。
シャワーの間は赤ちゃんをナースステーションに預かってもらえます。
食事について
食事は1食460円(こちらも保険適用外)でした。
先述したようにお祝い膳や選択食があり、とても美味しくいただくことができました。
そのほかの備品や設備について
病衣は週に3回、全部で4着(/1週間)の貸し出しがありました。
また、病院内にコインランドリーがあるので、衣類の洗濯をしたい場合は助手さんに依頼をして洗濯をしてもらうことができます。
学生さん・研修医の先生方について
大学病院ということで大学生が実習にきたり、研修医の先生が入れ替わりでいらっしゃったりしました。特に学生の実習時は学校の先生も見に来ていて、回診時などに多くの人の目があったので少し緊張しました。
学生さんが入る際には事前に教えてくれますし、嫌な場合は拒否することもできますのでご安心ください。
まとめ
お医者さん、助産師さんたちの対応が良い
ご飯が美味しい
設備が整っている
ちょっと「スパルタ」(笑)
少し残念だったところ
面会ができない
アロママッサージ?がなかった
wi-fiがない
お医者さんや助産師さん、助手さんたちのおかげで安心の出産と快適な入院生活を送ることが出来ました。退院後も母子ともに元気に過ごすことができています!
この記事が旭川医大で出産をされる皆さんの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まつこ