今週のお題「冬のスポーツ」
「冬のスポーツ」と聞いて私の頭の中にパッと思いつくスポーツは「スキー」そして「スノーボード」です。
今日は、自分自身の経験から「スキー」と「スノーボード」を比較して「どちらが簡単か」ということを考えてみました。
※あくまでも趣味のひとつとして楽しんでいる「いちウインタースポーツ好き」としての見解です。
専門的なことは分かりかねますので、どうか温かい目で読んでいただけたらと思います。
結論から先にお伝えすると、
「スキー」と「スノーボード」は「スキー」の方が簡単です。
急斜面を滑ったり、モーグル(凸凹)を滑ったり、ジャンプなどの技を磨いたりと、「極める」には「スキー」も「スノーボード」もそれなりの「難しさ」があります。
しかし、初心者が単純に斜面を「滑る」というところで「スキー」と「スノーボード」を比較すると、「スキー」の方が圧倒的に転ぶ回数が少ないです!
今回は、( 転ぶ回数が少ない = 簡単 ) と判断しました。
この記事では、スキーとスノーボードのそれぞれの違いや魅力を考えながら、なぜ「スキーの方が簡単なのか」をまとめました。
「スキーやスノーボードをこれから始めてみたい」人や、「ウインタースポーツを子どもと一緒に楽しみたい」人の参考になれば幸いです。
それではいきましょう◎
- この記事を書いた人
- スキーとスノーボードの違い①板の数と進行方向
- スキーとスノーボードの違い②リフトの乗り方
- スキーとスノーボードの違い③それぞれの楽しみ方・魅力
- スキーとスノーボードの違い④装備・手軽さ
- まとめ スノーボードとスキー、どちらも魅力的!
- 終わりに…
この記事を書いた人
北海道生まれ・雪と共に成長してきました、まつこです。こんにちは。
今週のお題が「私にぴったり!」と思い、嬉しく思いながらこの記事を書いています。
スキーは2歳くらいの頃に始めました。庭に小さな雪山を作ってスキーを履いて遊んだり、両親にスキー場に連れて行ってもらったりしていました。
一方でスノーボードは大学生になってから始めました。関東の大学に行っていたので、大学の友人たちと一緒に新潟や長野のスキー場に行って練習しました。
最近は北海道の実家に帰ったときに、ウインタースポーツを楽しんでいます。私は主にスノーボードですが、家族はスキーもしています。地元のスキー場は、広いうえに雪質がとっても良く、大好きな場所です。
「スキー」も「スノーボード」もそれぞれに魅力があり、とっても楽しいスポーツです!
この記事を通して、ウインタースポーツの魅力が伝わると嬉しいです。
スキーとスノーボードの違い①板の数と進行方向
スキーは左右に分かれた2枚の板と、ストックを使って滑ります。
進行方向に対して体は正面を向いています。
スキーは進む方向に体が向いていることと、左右の足がそれぞれに動くことでバランスがとりやすく、初心者でも転びにくくなっています。
一方でスノーボードは1枚の板に両足を固定します。
進行方向に対して体は横向きになります。体の左側が下になるか、右側が下になるかは利き足によって異なります。
斜面に立つ時には普段と異なる重力のかかり方をするため、慣れるまでは少しコツが必要です。両足が固定されていることで、バランスも取りにくく、私もはじめは立ち上がるだけでも一苦労でした。笑
スキーとスノーボードの違い②リフトの乗り方
スノーボードは「リフトから降りる時に毎回ドキドキ」します。私はこれをスノーボードの「初心者あるある」に勝手に認定しています。
なぜなら、片足をボードから外し、もう一方の足のみを固定した不安定な状態でリフトに乗らなければいけないからです。
リフトを降りる際には固定された足を使って板を斜面にまっすぐ置き、固定されていない方の足を板の上に乗せて「まっすぐ」滑り降りる必要があります。
この、「まっすぐ」滑り降りるということが初心者にはかなり難易度が高くなっています。
まっすぐに進むことができずに途中で転んでしまうと、リフトを一時停止してもらわなければなりません。自分のせいでリフトが止まってしまうと、少し恥ずかしいです。笑
一方で両足を固定したまま乗ることができるスキーは、正面を向いたままリフトに乗って、降りる際にも立ち上がって坂を滑り降りるだけです。
初心者だったとしても、特に難しいことは何も考えずに比較的スムーズに降りてくることができます。
スキーとスノーボードの違い③それぞれの楽しみ方・魅力
スキーとスノーボードは同じ「スキー場」で行うことができるスポーツですが、その楽しみ方には少し違いがあります。
スキーは風を切ってビュンビュンと走ることがとっても気持ちよいスポーツです。
地元のスキー場ではスキーの選手たちがたまに練習をしているのですが、彼らはポールの間をビュンビュンとものすごい速さで走っていきます!迫力があってかっこいいです。
また、スキーは正面を向いているので、雪の中の景色を楽しみながら滑ることができます。
私の地元のスキー場には「林間コース」と呼ばれる木々の間を通ることができるコースがあります。
そのコースを滑る時は、私は専らスキーです!
細い道を滑る時には、スキーの方が安定していて滑りやすいからです。
さらにスキーはストックを使って漕ぐこともできるので、平らな面や少しの斜面を登るような場面でも、板をつけたまま進むことが可能です。
スノーボードはストックがないので、平らな道は勢いがついていないと止まってしまうことがあります。止まってしまったら、板を外して歩かなければなりませんので、これはスノーボードの少し厄介な点です。
スノーボードの楽しみ方の一つに、平らなバーンを使って、回ったり、ジャンプをしたりする「グラウンド・トリック(グラトリ)」があります。
ゲレンデの上の方まで行かなくても十分に練習ができることが魅力です。雪の量が少ない年や、天気が多少悪い日でも楽しむことができます。
ボックスやレール、ジャンプ台などが設置されていて、スノーボードの技の練習が思い切りできる「パーク」と呼ばれる場所もあります。
また、オリンピックで金メダルをとった平野歩夢選手がやっていたハーフパイプがあるスキー場もありますよ。
平野選手、とってもかっこよかったですよね!
私自身は、スノーボードをするときに家族(スキーヤー)と一緒に滑ることが多いので、技の習得というよりはスキーの速さについていけるように、とにかく「速く滑る」ことを目標にしています。
ターンをし損ねて転んでしまうこともありますが、スノーボードで風を切って滑るのもとっても楽しいです。
スキーとスノーボードの違い④装備・手軽さ
最後に、スキーとスノーボードの違いとして、ウェア(服)と靴などの装備品について簡単に説明します。
スキーをするにはスキー板が2枚、そしてスキー靴とストックが必要です。スキー靴はスノーボードの靴と比較して重いものが多くなっています。
一方でスノーボードは板が1枚と専用の靴が必要です。スキー靴と比較して軽いものが多いです。板の長さもスキー板よりも短いので、装備品の手軽さでいうと、スノーボードの方がダンゼン楽です。
ウェアにも多少の違いがあります。風を切って滑るスキーのウェアは体にピッタリとしたデザインが多いですが、それに対してスノーボードのウェアはゆったりとしたつくりになっているものが多いです。
また、これは両者ともに言えることなのですが、雪山でもはっきりとわかりやすい「カラフル」で「おしゃれ」なデザインがたくさんあります。
お気に入りの一着を見つけてみてはいかがでしょうか。
まとめ スノーボードとスキー、どちらも魅力的!
スキーとスノーボードの違いを考えてみました。それぞれに魅力があることを改めて感じることができました。
初心者の方で「あまり転ばずに過ごしたい」と考えているならば「スキー」が良いですね。「風を切って滑ってみたい」という方にもおすすめです。
「かっこいい技に挑戦してみたい」という方は「スノーボード」がおすすめです。初めは転んでしまう回数がどうしても多くなりますが、コツをつかんでくるととっても楽しいですよ。
「スノーボード」に挑戦する時には、お尻や膝を守るために、プロテクター入りのタイツを履くのがおすすめです。
私はあまり転ばなくなった今でも愛用しています。
終わりに…
いかがでしたでしょうか。
今シーズンは年末に1度しかスキー場に行けませんでしたが、また来シーズン、ウインタースポーツを楽しめたらいいなと思っています。
この記事を通してスキーやスノーボードに興味をもっていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まつこ