まつこごと

本好き多趣味の元教員・現保育士アラサーによる雑記ブログ

とにかく音楽が素敵な作品『ミラベルと魔法だらけの家』の舞台は?ミラベルの魅力を紹介します

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「ディズニー映画で一番好きな作品は?」

そう聞かれたら、皆様はなんと答えるでしょうか。

アナと雪の女王』でしょうか?それとも、『美女と野獣』?

 

私なら即答でベイマックスです。

こんにちはまつこです。

今日は、そんな『ベイマックス』好きな私が最近観たディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』を紹介します。

(記事には一部プロモーションを含みます。)

 

本題の前に、ベイマックスのお話を少し…

好きすぎるので、少しだけ『ベイマックス』のお話をさせてください。笑

ベイマックス(原題:BIG HERO 6)』は、邦題だと気付けないのですが、原題に『BIG HERO 6』とあるように、ヒーロー戦隊の話です。

主人公「ヒロ」はロボットを作って闘わせることが好きな天才少年。ある日、兄の「タダシ」が不慮の事故にあって亡くなってしまいます。兄を亡くしたショックで殻に閉じこもってしまうヒロでしたが、タダシが残したケア・ロボット「ベイマックス」と出会います。ベイマックスは、その愛くるしい姿優しさに溢れる行動で少しずつヒロの心の氷を溶かしていきます。その後、兄の死に巨悪な組織が関わっていることに気づいたヒロ。ヒロはベイマックスとお兄ちゃんの研究仲間と共に、悪の組織と闘うことを決意します…。

と、あらすじはこのような感じです。

 

2014年の公開当時、私はテレビで予告を観て「まあディズニーだしな、観に行くか。」という感じであまり期待せず映画館に行きました。というのも、映画館で観たその一つ前の作品が『アナと雪の女王(2013)』でして、この作品はご存知の通り日本では子どもから大人まで、大人気の大ヒット作品となっていたからです。私も例外ではなく、しっかりとハマって字幕と吹き替えの両方とも映画館に観に行きました。

 

それに対して、『ベイマックス』は女の子に人気なプリンセスものではないし、かといって少年が好きそうな乗り物系でもないし、「どうかな、面白いのかな?」と懐疑的でした。

が、実際に映画館で観てみて『ベイマックス』が私のディズニー映画1(イチ)の大好きな作品になりました。

 

まず、ストーリー展開が自分が想像していたものと全く違い、驚きました。「癒しロボット(ベイマックス)の話かな」と思っていたのですが、アクションシーンあり、クスッと笑えるシーンあり、そして泣けるシーンもありのとっても素敵な作品でした。上映中は自分の感情がコロコロと変わり、とにかく忙しかったです。

主人公のヒロはもちろん、タダシの仲間たちも個性的でとてもかっこいいです。私が好きなシーンはベイマックスの中に残っていた兄タダシの動画をヒロが観るシーン。ここで必ず1回泣きます。それから、ベタですが「セロテープ」のシーン。ベイマックスの愛くるしさがよくわかるシーンです。

 

実は、『ベイマックス』は日本人の好みに合わせてラストシーンを少し原作と変えてしまっているそうなのです。「ベイマックス/原作」とかで検索をしていただけたら、その件について言及されている方が多くいらっしゃいます。気になる方は見てみてください。

賛否両論あるようですが、私自身はそれ(原作との違い)を含めても『ベイマックス』はとても素敵な作品だと思います。まだ観たことのない方はぜひ観てみてください。

 

前置きが長くなりましたが、今日は年末に観た映画『ミラベルと魔法だらけの家(原題:Encanto)』を紹介します。

 

『ミラベルと魔法だらけの家』について

年末、12月31日まで使用できる映画のチケットを旦那くんからもらいました。そこで、12月28日(火)仕事納めの夜、一人でレイトショーに行ってきました。(旦那くんは仕事でした。)

特に前情報はなかったのですが、YouTubeで予告編を1度観てみて「あ、なんか面白そう!」と。自分の直感を信じて行ってきました。

 

あらすじ

舞台は南米・コロンビアの奥地の町「エンカント」。そこに魔法の力を持つ家「カシータ」があります。「カシータ」に住んでいるマドリガル家の子どもたちは、一人一人に異なる「魔法の才能(ギフト)」をプレゼントされます。ところが、主人公のミラベルは、ギフトを受け取る儀式の際、ドアが開かずギフトをもらえませんでした。つまり、家族みんながそれぞれギフトを持っている(魔法が使える)のに対して、ミラベルは魔法が使えないのです。ある日、ミラベルはカシータに亀裂が入る様子を見てしまいます。「魔法の力が弱まってしまっている?!」そう考えたミラベルは家族の危機のに立ち向かいます…

 

『ミラベルと魔法だらけの家』の魅力①音楽

表題にも書きましたが、一番の魅力は作中に使われている「音楽」です。さすがディズニー!という感じで、どの曲もとても良いです。

歌があるおかげで作品全体的に明るい雰囲気なので、それだけで小さなお子さんも楽しめることでしょう。

キャラクターたちの気持ちを歌で表現するシーンも多くありますので、そもそもミュージカルが苦手な方はあまり好きになれないかもしれません。私はミュージカル大好き女なので、違和感なく楽しく観ることができました。

 

私が特に好きな歌は「不思議なマドリガル家(原題:The Family Madrigal)」。ミラベルが自分の家族たちを紹介する歌です。この曲を聴けば、マドリガル家のメンバーがもつ魔法を網羅できます。明るくて楽しいナンバーです。

 

それから、「本当のわたし(原題:What Else Can I Do?)」。こちらはお姉ちゃんである「イサベラ」のナンバー。後述しますが、私が本作で一番好きなキャラクターが彼女です。自由自在に花を咲かせることができるという魔法を使います。

ネタバレになってしまいそうなのであまり詳しくは書けないですが、おばあちゃんや親、周りの人たちから「綺麗なお花を咲かせることができる、花のある人物。」として期待されてきたプレッシャーから彼女が解放される歌となっています。

 

ディズニー公式YouTubeでもミラベルの曲が聴けますので、ぜひ覗いてみてください♪

 

『ミラベルと魔法だらけの家』の魅力②登場人物たちの魔法

本作には本当に個性豊かな登場人物がたくさん出てきます。主人公のミラベルは正直容姿が抜群に可愛いというわけではなく、どちらかというと地味なタイプの女の子。ディズニーによくある「THE主人公」という感じはしません。が、性格はとっても素敵な子です。魔法が一人だけ使えないという劣等生役なので、親近感が湧くキャラクター設定になっているのだと思います。

 

マドリガル家のメンバーがもっている魔法は誰もが子どもの頃から考えていた「あったらいいな」を叶えてくれるものばかり。例えば、「ピアノを軽々と持ち上げることができる力のギフト」「頭で思った人物の見た目に一瞬で変わることができる変身のギフト」「作った食事によって人々を癒す癒しのギフト」「動物とコミュニケーションをとることができる動物のギフト」などなど。

「私だったら癒しのギフトがいいなあ」なんて、夢が広がりますよね。

 

私が本作の登場人物の中で一番好きなキャラクターは上のお姉ちゃんである「イサベル」です。花を咲かせることができるというギフト(魔法)をもっています。とてもかわいらしく、かつ綺麗な見た目、抜群のスタイル、華やかなギフトの持ち主で、まるでディズニーのプリンセスのようです。

作中でも、お金持ちと結婚するという絵に描いたような幸せを掴みます。作品の途中からは彼女の印象が少しずつ変化していきますが、私はその過程があってさらに好きになりました。

 

『ミラベルと魔法だらけの家』の魅力③カラフルな世界観

最後に、私はこの作品のカラーリングがとにかく好きです。カラフルで、ポップで。

イサベルのギフトのおかげなのか、街もカシータ(家)にも、とにかく花がたくさん咲いていて、山のグリーンの中にカラフルな花たちがとっても映えます。さらに、主人公をはじめとする登場人物たちの衣装の刺繍。これがとても細かくて本当に可愛いのです。細部までこだわっていることがわかります。

 

街並みは、コロンビアの「カルタヘナ(Cartagena)」という場所の街並みを参考にしているとか…。

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確かに、カラフルで可愛いですね。行ってみたいです。

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こんな刺繍の布たちも。並べると圧巻ですね。可愛い!

まさに『ミラベルと魔法だらけの家』の世界観そのものって感じがします。

 

まとめ

『ミラベルと魔法だらけの家』についてまとめてみました。明るい雰囲気で、とても素敵な作品でした。

本作は11月末からの公開にもかかわらず、「Disney +(ディズニープラス)」で視聴可能だそうです。まだ観られていない方は、ぜひ観てみてください。

 


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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

まつこ