まつこごと

本好き多趣味の元教員・現保育士による雑記ブログ

【保育士試験受験レポート】 〜筆記試験編〜

f:id:matsuko_childsupport:20220124144850p:plain

 

これから保育士試験を受けようと思っている方に向けて、令和3年前期「筆記試験」当日の様子をまとめました。

参考にしていただけたら幸いです。

 

この記事を書いた人

こんにちはまつこ(matsuko_tk)です。

私は令和3年前期保育士試験に独学で挑戦しました。その結果、ラッキーな展開もあり筆記試験9科目に一発で合格することができました。

 

なぜ保育士試験を受けようと思ったのかという経緯や、私がおこなった勉強方法、ラッキー展開についてはこちら↓

matsuko-childsupport.hatenablog.com

この記事では、私が経験した令和3年4月の筆記試験についてまとめています。初めて試験を受けられる方に会場の雰囲気などが少しでも伝われば幸いです。

 

保育士試験とは…

保育士試験とは国家資格である保育士資格を取るための試験です。年に2回、前期(4月〜)と後期(10月〜)があります。

一次試験として9科目の「筆記試験」があり、全て合格すると二次試験として3科目から2科目を選んで受験する「実技試験」があります。実技試験に合格すると保育士登録の手続きが可能となり、手続きが終了することで「保育士」と名乗ることができます。

 

受験票を手に入れるには…

試験を受ける際にまずはじめに行うことは、全国保育士養成協議会のサイトから保育士試験の「受験申請の手引き」を取り寄せることです。インターネットや郵送で取り寄せの申し込みをすることが出来ます。

www.hoyokyo.or.jp

前期試験の場合は12月中旬頃から資料請求の受付が開始されます。申し込みをすると、申請した住所に「受験申請の手引き」が発送されてきます。発送は1月初旬〜順次おこなっています。

手引きが届いたら、手順通りに受験料を支払ったり必要書類を集めたりして、受験申請を行います。

私の場合、受験料は12,950円でした。これは筆記試験の科目が少ない人や、筆記試験を全てパス(合格)し、実技試験のみを受けるという方も同じ金額です。幼稚園教諭免許状所有者等で試験が免除される方は2,650円とのことです。

必要書類の中には専門学校や大学の卒業証明書等、外部に申請しなければいけないものもありますので、そちらも事前に調べて取り寄せておくことをおすすめします。

 

簡易書留で送らなければならないというルールもありますので、早め早めに準備をしましょう。今年(令和4年前期)の受験申請書は1月25日(火)消印有効となっています。今まさに申請をしている方が多いのではないでしょうか。

また、後期試験の申請は前期の実技試験終了後の7月頃となっています。こちらも、全国保育士養成協議会のサイトをチェックしてください。

 

受験票は、送付期間が筆記試験の2週間前くらいに設定されています。私の家には、筆記試験12日前に届きました。「思った以上にぎりぎりなんだな」というのが私の印象です。

試験1ヶ月前くらいになると気持ち的には焦ってきますが、「受験申請の手引き」に書いてある送付期間内にしっかりと届くので焦らずにお待ちください。

届いた受験票には、氏名・生年月日・住所・受験科目と時間・試験会場名・試験室名・会場案内図等が書かれています。また、コロナ禍での試験ということもあり裏面には「感染拡大予防チェックシート」がついていました。こちらは記入をしたものを持参し、当日会場にて切り取り試験管に提出しました。

 

試験会場について

私の試験会場は電車で15分くらいの距離にある高校でした。普段、高校生たちは上履きを履いて過ごしている場所のようでしたが、当日は土足で入ることが出来ました。終了後、係の方達で掃除をしてくださったのでしょう。感謝です。

 

会場に入ると、至る所に消毒液がありました。また、換気のために教室の窓も常に開いていましたので、とても寒かったです。感染症対策が徹底されていました。

廊下の掲示を見ながら指定された教室に入りました。座席も受験番号によって指定されていました。

1日目は雨が降っていて少し肌寒い日でしたが、幸いなことに私の座席は廊下側でしたのであまり寒気は入ってきませんでした。座席は自分では選ぶことが出来ませんので、もし窓側の座席になってしまっていたら寒かったかもしれません。上着等を工夫して、体温調節ができる格好で行かれることをお勧めします。

 

教室は40人ほど入る大きさでしたが、教室にいる受験者は入れ替わり立ち替わりで常に15〜20人くらいでした。

保育士試験は合格した科目を3年間持ち越すことができます。私のように一度に全科目を受験する人もいれば、何回かに分けて受験している人もいます。そのため座席は確保されていても、受験者がいない座席が複数ありました。私の教室は1日目の午後(「子ども家庭福祉」と「社会福祉」)の受験者が特に多かったように感じました。

 

試験会場以外には、自由に使える控室も数部屋ありましたが、私は全科目を受験したので使いませんでした。

 

試験当日のスケジュール

 

入場開始時刻は試験開始時刻の1時間前となっています。入室時刻は試験時間の10分前です。途中入室は試験開始後20分までは認められています。

 

※令和3年の前期の試験時間と今年(令和4年)の前期の試験時間に少し変更があったようです。具体的には、1日目の開始時刻が30分遅くなっています。

よって、以下の試験の時間割は新しい手引きから令和4年バージョンを載せさせていただきます。

1日目

保育の心理学  (11:00〜12:00)

保育原理    (13:00〜14:00)

子ども家庭福祉 (14:30〜15:30)

社会福祉    (16:00〜17:00)

2日目

教育原理    (10:00〜10:30)

社会的養護   (11:00〜11:30)

子どもの保健  (12:00〜13:00)

子どもの食と栄養(14:00〜15:00)

保育実習理論  (15:30〜16:30)

 

試験時間は各教科60分です。5科目めの「教育原理」と6科目めの「社会的養護」はいわゆる「ニコイチ」と呼ばれている教科で、30分ずつ行われます。点数も半分の50点満点、二つ合わせて100点満点になっています。

 

いざ保育士試験!

1日目、私は余裕をもって9:30過ぎ(会場が開いてからすぐ)に入室しました。教室の中には既に5名くらいの受験者がいらっしゃっていて、各々参考書やノートを見て最後の追い込みをされていました。私も「過去問や問題集で間違えた問題ばかりをまとめたノート」を眺めて過ごしました。テストを受けるのは子どもの頃から嫌いではなかったので、あまり緊張はしていませんでした。

 

入室時刻(試験開始10分前)になると、試験管の人がきて要項を読み上げていきます。「参考書等をしまってください」という指示もここでありました。机の上には、鉛筆やシャープペンシル、消しゴム、受験票、腕時計(アラームの鳴らないもの、通信機能がついていないもの)のみ置くことができます。他のものに関しては、「机の中ではなくカバンの中に入れるように」といったニュアンスの指示がありました。

高校の一般教室でしたので、教室には備え付けの時計がありましたが、会場によってはない場合もあるかもしれません。正確な時間がわかる腕時計をもっていくことをおすすめします。

 

試験開始30分後からは途中退室が可能です。科目によって途中退室者が多い科目、少ない科目がありましたが、途中で退室する人がいても、気にしないことが大切です。私も「あの人は難しくて諦めたんだな〜。」と自分に言い聞かせて笑、自分のペースで最後まで解くことに集中しました。

 

1問でも多く正答するために試験中にできること

試験中に心がけたことは、問題用紙に書き込みをたくさんしたことです。違和感がある、読んでいて引っかかった単語に線をひいたり、気をつけなければならない言葉に丸印をつけたり、また「これは絶対にない」と思う選択肢に×印をつけたりしました。

グラフ問題は資料の読み取りができれば確実に点数が取れる問題です。こちらも、問題をよく読んで該当部分に書き込みをして、読み間違いのないように注意してくださいね。

丸印をつける「気をつけなければならない言葉」というのは例えば、「正しい組み合わせ」「誤っているものを」などの問題文のポイントとなるところや、「6ヶ月」「18歳以上」などの数字「すべて」や「のみ」など断定的な言葉などです。

せっかく選択肢の「正しい・誤り」の判断ができていても、試験という普段と異なる環境にいると、気が動転して「何を聞かれているか」という部分で間違った選択肢を選んでしまう人もいます。しっかりと印をつけて間違えないようにしましょう。

数字に関しては、各法律によって児童の定義が異なっていたり、任期の年数であったり、子どもの発達段階であったりと、あらゆる部分で出てきますので、しっかりと印をつけて確認しておくことが大切です。

そして最後に、「すべて」や「のみ」などの断定的な言葉が出てきたら要注意です。一見すると合っている選択肢のように感じるものも、一部例外があったりするので「すべて」や「のみ」と言い切ってしまっているものは間違いであることが多いのです。

 

また、「一度考えてわからなかった問題」や「一応答えは出したけれど自信のない問題」には「星印⭐︎」をつけて、後でまたこの問題に戻ってくるための目印にしました。

全ての問題を一度解き終わった後は、見直しをしつつ、星印⭐︎をつけた問題を再度考えます。

 

試験後の自己採点を正確なものにするためにも、自分が最終的に出した答えを問題用紙に書いておくことも忘れずに行ってください。迷いに迷った問題は特に、正確に書き写すように注意してください。迷った問題ほど、この答えをしっかりと回答用紙に書いたのかどうか不安になります。そしてその1問(5点)が合否にかかわることが多いです。

 

このように、問題用紙にもがっつりと書き込みをして時間をかけて問題を解いていたので、全体を通してあまり時間は余りませんでした。

2日目の「子どもの保健」はそんなじっくり型の私でも15分くらい時間が余りましたが、控室まで移動するのも面倒に感じたので途中退室はせずに最後まで座っていました。

 

昼食等備忘録…

昼食も試験を受けた机でいただきました。朝が早かったので簡単にコンビニ飯で。最寄り駅のコンビニで購入してから行きました。朝、行きがけに通りかかった会場近くのコンビニは大盛況でしたので、最寄り駅で購入してから行って正解でした◎

ご自宅で作られたであろうお弁当をもってきている方や、会場のお外で食べられている方もいらっしゃいました。

 

1日目は私の前の座席の人がずっといらっしゃらなくて、「どんな人なんだろう?」と、かなり気になっていました笑

そのお方は、2日目の1科目(たしか「子どもの食と栄養」だったかなあ)にだけ現れました。何度か受けられていて、残りの1科目なのでしょうか。無事に受かっていると良いなと思います。ちなみに前の座席の人は、年配の男性の方でした。私も、年を重ねても、向上心をもって勉強を続けていける人になりたいです。

 

教室全体では、1日目の最終科目「社会福祉」を単品で受けにきている方が複数人いらっしゃいました。もちろん、この科目を受けていない方もいらっしゃたので、教室内の総数としてはあまり変わりませんでしたが、教室の人員の入れ替わりが多かったと記憶しています。「社会福祉」残しの方が一定数いらっしゃるのかなと思いました。

社会福祉」難しいですよね。私もこの科目が一番苦手でした。(冒頭にチラッと書きましたラッキー合格はこの科目です。)

この本は価格も高くなく、ストーリー仕立てで社会福祉について触れることができるのでおすすめです。さらっと読めますよ。

 


ストーリーでわかる!保育士試験 超入門<社会福祉編>

 

そんなこんなで、2日間の筆記試験が終わりました。

 

試験終了後

 

試験の後は参考書を見ながら自己採点をしました。参考書だけではわからない問題もあったのですが、Twitterを覗くと議論されている受験者の方々が多くいらっしゃったので、参考にしながら一喜一憂しておりました。

自己採点の結果、とりあえず社会福祉以外の科目は合格だろう、と思いました。同時に、「社会福祉」は後期にまた頑張ろう!と思いました。

 

6月頃、筆記試験の合格通知兼実技試験の受験票が届きました。この頃になると、保育士養成協議会のサイトに正答が掲載されます。

届いたハガキをみると、なんと私は「社会福祉」含め全ての科目で合格点の60点を上回っていましたので、筆記試験合格でした。予想していないことだったのでとても嬉しかったです。

正答を見てみると、自己採点と異なる部分も少しありましたので、公式の結果が来るまでは正確な結果はわからないということでしょう。「落ちたかも」と思っても、何があるかわかりませんので、実技試験の日に予定を入れずにおくことを強くおすすめします。(←実技試験を私用でお休みした人)

 

以上、私の「保育士試験受験レポート〜筆記試験編〜」でした。拙い文章ですが、参考になる部分が少しでもあれば嬉しいです。

 

今度は実技試験の当日の様子についてもまとめていけたらと思っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

まつこ