まつこごと

本好き多趣味の元教員・現保育士アラサーによる雑記ブログ

面接の際に「見るべきポイント」まとめ〜放課後等デイサービス、児童発達支援〜

この記事では「放課後等デイサービス」「児童発達支援」で働きたい人のために、採用面接で「見るべきポイント」をまとめました。

この記事を読めば、自分に合った事業所に就職できること間違いなし!

「放課後等デイサービス」「児童発達支援」に就職・転職を考えている教員や保育士、リハビリ職の方はぜひ読んでみてください。

 

「放課後等デイサービス」「児童発達支援」とは?

「放課後等デイサービス」「児童発達支援」とは、障害のある子どもたちや発達に支援が必要な子どもたちが利用できる福祉サービスです。

「放課後等デイサービス」は小学生以上〜18歳までの児童を対象としている施設です。対して「児童発達支援」は未就学児(0歳〜6歳)を対象とする施設です。

 

「放課後等デイサービス」「児童発達支援」は2012年に制度化されてから、その事業所数がグッと増えています。さらに近年では、事業所が増えた中で生き残るために、さまざまな「特長」を打ち出した事業所が多くあります。

単純に就職先の数が増えているという点で、働く側にとっても「自分に合った事業所」を選ぶことができます。

 

この記事を書いた人

こんにちはまつこです。小学校教員を退職した後、今は保育士として「児童発達支援」の事業所で働いています。今働いている会社は、会社全体で児童発達支援の仕組みそのものから考え直しながら運営をしているベンチャー企業で、毎日が刺激的でとっても楽しい会社です。

私は今の会社での仕事が好きすぎて、会社に関する記事もいくつか書きました。

例えばこちら▼

matsuko-childsupport.hatenablog.com

 

 

私は今の会社に至るまでに、2つの事業所で働いてきました。

複数の事業所で働いてみてわかったことは、事業所によって「その特徴がかなり異なっている」ということです。私が働いていた前2つの職場もそれぞれ良いところも多くありましたが、自分の考えとは合わないと感じる部分も複数ありました。

 

この記事では、実体験も踏まえながら「放課後等デイサービス・児童発達支援」に就職する際に面接にて確認しておきたいことをまとめました。

参考にしていただけたら幸いです。

 

この記事を読んでわかること

○前提:面接の際の心がまえ

○面接「前」:必ず確認すべき「条件」

○面接「時」:必要な「視点」

○面接の時に「これができたらさらに良い」こと

 

前提:面接の際の心がまえ

まず前提として、自分が相手に「面接されている(選ばれている)」というより「自分が働きたい会社を選ぶ」という気持ちで臨むことが大切です。

 

福祉の事業所は利用するお子さんの人数に合わせて「資格のある人」が現場に複数人いなければいけない、という決まりがあります。

保育士資格や教員免許、作業療法士理学療法士言語聴覚士などの資格を持っていると、この仕事では貴重な人員となりますので、中途採用であっても採用に至る可能性が高いです。

 

私自身もこの界隈で3度転職活動をしましたが、資格を持っていれば、自分が「働きたい」と思える事業所を選ぶだけの余裕があると感じました。

 

面接「前」:必ず確認すべき「条件」

面接の前に、募集要項などをみて「これだけは譲れない」という自分なりの条件を決めておくことが大切です。

 

例えば・・・

○送迎があるかどうか。

放課後等デイサービス、児童発達支援の事業所の中には、利用者さんを学校や自宅に送り迎えにいく「送迎サービス」をしているところも多くあります。

運転ができる人なら大丈夫ですが、私は運転が苦手なので「送迎がないところ」を絶対条件として就職先を探しました。

 

○勤務時間は自分の生活スタイルと合っているか。

放課後等デイサービスは「放課後」とついていますように、子どもたちが学校から帰ってきた後の居場所となります。ですので、勤務時間が全体的に少し遅めです。

事業所によって変わってくるのですが、9:00〜18:00や10:00〜19:00などと少し遅いいところもありますので、子育てをされている方などは要注意です!

面接前に調べておくか、面接時に必ず確認をしてくださいね。

 

○休日の取り方が自分と合っているか。年間休日日数は何日欲しいのか。

こちらも事業所によって様々です。カレンダー通りの土日休みなのか、土曜日に開所する代わりに平日休みがあるのかによって、生活の流れが変わってきます。

旅行が好きな方は、連休がとりやすいかどうかということが選考のポイントとなってくるでしょう。

事業所によっては土・日曜日は開所していて月・火曜日に休み、というところもあります。その場合は、どうしても土日に休みがとりにくい、ということになります。こちらも家族等の予定を優先したい方にとっては痛手となってしまうかもしれません。

事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

○資格手当/取得の際のサポートがあるかどうか。

福祉業界は働きながら研修を受けて、新たな資格をとることができます。

また、事業所にいた方が取りやすい資格、というのも存在します。例えば「児童発達支援管理席委任者」の資格をとる際には、個人で応募するよりも事業所に所属し、事業所単位で応募した方が研修が取りやすくなります。

就職後に資格の取得を考えている人は、会社としてお金や時間を与えてくれる体制があるかどうかを確認すると良いでしょう。

ちなみに、私がいま働いている会社は資格取得に対してのサポートがありますので、それを利用して私はこの夏に研修を受ける予定です。

 

面接時:必要な「視点」

次に、実際に面接で人事の人と合った際に必要な視点についてまとめました。

実際に会社の人と話せる機会は少ないと思いますので、面接「されている」んじゃない、こちらが面接「しているんだ!」という強い気持ちで臨むと良いと感じます。(笑)

 

会社の運営方針は自分の思いと合っているか

自分がなぜこの仕事をしたいのか。叶えたいことがこの会社で叶えられるのか。会社の運営方針をしっかりと聞いて、自分の思いと合っているのかを確認しましょう。

前の職場では、社長の考えが自分の考えと合っていなかったため、働いていても仲間達と同じ方向を向くことができませんでした。

今の会社に入る面接では、面接をしてくれた社長がこの事業所を始めたきっかけや思いなどを多く語ってくれました。この会社なら自分の夢に向かってプラスになる!とそうピンときて、「この会社に入りたい!」いう思いが強くなりました!

 

待遇面についてしっかりと確認をする

面接の際に、会社の給与についてや休日について、また日々の残業についてなどきちんと説明があるかということも大切な要素です。

「社員の有休消化はどのくらいですか?」「残業はありますか?」と聞いてもすぐに話してくれない会社はブラックを(とまで言わずともグレーくらいは)疑った方が良いです。

 

働かないおじさん(おばさん)がいるかどうか

給与体系についても同様です。

単純な年功序列で少しずつ給与が上がっていく会社は、働かないおじさん(おばさん)を生み出してしまう、あまりよくない会社です。

給与がどのようにして上がっていくのか、という仕組みは自分にとっては大切な要素でした。

 

 

面接や会社説明の際に自分の考えをしっかりともち、自分と合っているかどうかを見極めることが、長く続けられる会社に就職するポイントです。

 

これができたらさらに良い、と感じること

社長や人事の上司と面接をして、仮に「良い感じ!」だったとしても、実際に一緒に働くのは現場のスタッフたちです。

もし可能であれば子どもたちが事業所に来ている時間に、スタッフの人たちが子どもたちと接している様子を見学したいものです。

スタッフが子どもたちに対してどのように接しているかを見ることで自分がこの職場に就職したらどのような感じで働くことになるのかが想像できます。

 

自分が中に入った時に楽しめる職場かどうかを考えることはとっても大切ですよね。

社員になったら、月の20日(3分の2)くらいは働くことになるので、何よりも自分が楽しく働くことができる場所に就職をしたいですね。

 

まとめ 放課後等デイサービス、児童発達支援で働く際の面接ではここを見よ

「面接前に条件を確認しておくこと」

○送迎の有無

○勤務時間

○休日

○資格取得のサポートの有無

「面接時に視点をもっておくこと」

○社長の思いが自分と合っているか

○待遇面はどうか

○働かないおじさん・おばさんはいないか

「できれば支援の様子を見学させてもらう」

○楽しく働くことができそうな場所か

 

せっかく「働く」のですから、楽しく、やりがいのある場所で働きたいです。

自分の時間や体、そして心を大切に、自分に合った場所で働きましょう!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

まつこ