まつこごと

本好き多趣味の元教員・現保育士による雑記ブログ

『津田梅子〜お札になった留学生〜』を観て※ネタバレなし

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津田梅子

という方をご存知でしょうか。

明治4年に6歳で日本初の女子留学生として11年間アメリカに渡り、その後は女子教育の先駆者として日本で活躍をした人です。

津田梅子が設立した「女子英学塾」は現在の津田塾大学の前身です。

2024年から発行される新5000円札の顔として描かれることが決定していることもあり、今回スペシャルドラマとしてその生涯がドラマ化されました。

 

この記事では、先日(3月5日)にスペシャルドラマとして放映されていた『津田梅子〜お札になった留学生〜』を観て感じたことをつらつらと書いてみました。

 

お時間のある方はお付き合いいただけると嬉しいです。

 

この記事を書いた人

こんにちはまつこ(matsuko_tk)です。

元教員、今は保育士として児童発達支援で働いています。

前の仕事(教員)も、今の仕事(児童発達支援)も「男だから」「女だから」と性別で仕事を割り振られることはなく、女性がお茶を入れたりコピーを取ったりしなくてはいけないということもありません。

そんな意味ではとても男女平等な世界で働いております。

また、「女は家庭に残って子育てや家事をするものだ」という考え方も最近は薄れ、バリバリ働く女性も増えてきましたね。

我が家でも、両親は共働きで定年まで仕事を楽しんでいましたし、私も、結婚をした後も引き続き自分のしたい仕事をすることできています。

 

探してみるとまだまだ男尊女卑が残る部分もあるかもしれませんが、それでも上記のような男女平等に近い日本になったのも、このドラマの主人公である「津田梅子」さんの努力あってこそなんですよね。

ありがたや〜

 

このドラマを観ることになったきっかけ

私にはひょんなことから知り合った衣裳助手をしている友人がいます。

その友人が今回のドラマに関わっていて、紹介してくれたので観ることに決めました。

スペシャルドラマを撮影する前には、彼女は津田梅子の人となりや、明治時代に日本人はどんな服を着ていたのかを調べるために図書館等で勉強をしていました。

撮影にあたって、時代に合う服や布を探したり、当時の洋服を再現したりするのはけっこう大変だったようです。

そんな友人が苦労した衣裳たちは、どれもとても華やかで素敵でした!

 

あらすじ

明治4年、6歳の津田梅は尊敬する父・仙のすすめで、日本初の女子留学生としてアメリカに渡ることになった。当時の日本には女性が質の高い教育を受けられる場がなく、優秀な男性を育てるためには母親にも教養が必要だとする北海道開拓使の肝いりで、女子留学生の派遣が決まったのだ。梅の他には14歳の吉益良と上田悌、11歳の山川捨松、9歳の永井繁がおり、メンバーの中で最も幼いのが梅だった。仙から「国の期待を背負っていることを忘れるな」と諭された梅は、小さいながらに母・初ら家族と離れる寂しさをこらえ、使命を胸に刻んで渡米する。(後略)

テレビ朝日『津田梅子〜お札になった留学生〜』Webページより)

 

物語のメインはこのあらすじの後、津田梅など留学生たちが留学から帰ってきたところから始まります。

アメリカから帰ってきた梅や他の留学生たちは、日本人とアメリカ人との考え方の違いにとても驚きます。

アメリカで「自分の意見をしっかりと伝える」ことを学んできた梅たちには、日本人の控えめな文化や「目上の人には自身の思いを伝えてはいけない」ことに違和感を覚えます。

そして「女性」というだけで一向に仕事が見つからず、苦悩の日々を送ります。

 

キャスト

津田梅(つだ・うめ):広瀬 すず

※晩年の津田梅:原田 美枝子

山川捨松(やまかわ・すてまつ):池田 エライザ

永井繁(ながい・しげ):佐久間 由衣

吉益亮(よします・りょう):宮澤 エマ

津田仙(つだ・せん):伊藤 英明

津田初(つだ・はつ):内田 有紀

神田乃武(かんだ・ないぶ):井之脇 海

森有礼(もり・ありのり):ディーン・フジオカ

伊藤博文(いとう・ひろぶみ):田中 圭

下田歌子(しもだ・うたこ):平岩 紙

 

感想(ネタバレなし)

人並みの言葉になってしまいますが、全体を通して、「とっっっても素敵な作品」でした。

 

序盤から何度もウルっときてしまうシーンが多かったです。

アメリカに渡ったけれども日本に帰らざるをえなかった仲間との別れのシーン、

梅が日本に帰ってきて悩みんだ末に、父や母とすれ違ってしまうシーン、

友人の結婚をめぐるシーンなどです。

 

アメリカでは「あたりまえ」だったことが日本では「あたりまえではない」という現実。

それに悩む梅の葛藤がリアルに描かれていました。

 

「こんなに悩むのなら、留学しなければよかった」

一時はそう言ってしまうまで追い詰められる梅ですが、「留学での出会い」のおかげでまた新しい道がひらけていきます。

 

「津田梅子」は社会の歴史の授業で必ず学習する名前です。

でも、一緒に留学した捨松や悌については学習しないことが多いでしょう。

私自身も、津田梅子と一緒に海を渡った留学仲間がいるということは知りませんでした。

このドラマを観たことで、その梅子の活躍も「周りの友人たちの助けがあってこそだったんだ」ということを知ることができました。

 

世界中には、かつての日本のように「男女平等」ではない地域がまだまだたくさんあります。

また、今の日本でも、さまざまな場面で昔の悪しき慣習がまだ残っています。

今の自分がおかれた環境はとても恵まれているんだなあ、とあらためて思いました。

そして、昔の日本で「男女平等」を訴え続けてくれた偉大な方々には感謝をしなければいけないと感じました。

 

男性と女性は体格や考え方の違い等はあれど、一緒にこの世界を生きていることには変わりません。

今後も、「どちらが偉い」ではなく、お互いに苦手なこと・できないことを補い合って協力して生きていきたいですね。

 

 

このドラマをご覧になっていない方は、今ならまだTVerでも視聴可能ですのでぜひ観てみてください。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まつこ