長澤まさみ主演のコンフィデンスマンJPシリーズ、大好きです。
1月14日(金)から『コンフィデンスマンJP英雄編』の映画が公開されました。
今日は「英雄編」の予習として、ひとつ前の映画「プリンセス編」を紹介します。ネタバレはありませんので、ご覧になっていない方もご安心を。
(記事には一部プロモーションを含みます。)
「コンフィデンスマンJP」シリーズとは
そもそも「コンフィデンスマン」ってどういう意味?
「confidence(コンフィデンス)」には、「信用、信頼」という意味があります。その単語に「男の人」という意味である「man(マン)」をつけると、
「confidence man(コンフィデンスマン)」=「信用詐欺師」という意味になります。
人を信用させてから騙す人、ということですね。「コンフィデンスマンJP」はそんな信用詐欺師たちが主人公の物語です。また、「コンフィデンスマンJP」の「JP」は「ジャパン=日本版」という意味であり、このシリーズは同時にKR(韓国版)とCN(中国版)も制作されているようです。
いつから始まったの?どんな話?
「コンフィデンスマンJP」は、長澤まさみさん演じる「ダー子」を中心に、小日向文世さん演じる「リチャード」、東出昌大さん演じる「ボクちゃん」たちコンフィデンスマン(詐欺師)がさまざまなお金持ちを信用させてお金を騙し取る物語です。
始まりは2018年春クールの月9ドラマでした。そこから特別ドラマが1作品と映画が2作品公開され、いま公開中の「英雄編」が3作品めの映画となります。
このシリーズに出てくるコンフィデンスマンたち(ダー子たち)は、よくいる詐欺師のように善良な市民たちを騙してお金を稼ぐのではなく、世の中の「悪どい人たち」を騙してお金を奪い取っていきます。そのおかげで助かる人たちもたくさんいます。
「悪人が騙されて悔しそうな顔をしている」のを見るのってとても気持ちいいんですよね。コンフィデンスマンって「人を騙しお金儲けをしつつ、人助けもできる」とてもかっこいい人たちなんです!
コンフィデンスマンJPシリーズの魅力①ネタバレ厳禁なストーリー
ドラマシリーズから、数多くの悪徳企業家やマフィアがダー子たちに騙されていきます。映画もドラマもそれぞれ1話完結となっていて、毎回すっきりと終わることができるのも作品の魅力の一つです。
ダー子たちの「騙し方」はとても見事で、視聴者も最後の最後までドキドキハラハラさせられます。
私はミステリー小説がとても好きで、幼い頃からさまざまなトリックに触れてきました(読んできました)。そのため、ある程度はストーリー展開を予想しながら観るのですが、それでも自分の予想の斜め上をいく展開が多く、最後の最後までトリックがわからないことが多いです。
私が特に好きな話は、今は亡き(涙)三浦春馬さん演じるジェシーが出てくる「ロマンス編(映画の1作目)」。
冒頭から、キラキラ輝く春馬くんがもうとてつもなくカッコよくて…!もちろん、こちらの話も最後に大どんでん返しがあります。
Amazonプライム・ビデオにて視聴可能ですので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
コンフィデンスマンJPシリーズの魅力②バラエティ豊かな俳優たち
詐欺の標的(ダー子たちが騙す相手)のことを「オサカナ」と呼んでいますが、この「オサカナ」さんたちがとても豪華です。1話完結なので話ごとにオサカナが代わり、「次は誰だろう?」ととても楽しみでした。
オサカナではないですが、山田孝之さんや小栗旬さんも「えっ。そこで?笑」みたいな場面で出ています。思わず笑ってしましました。一瞬たりとも見逃せません。
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』について
あらすじ
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。
遺産を巡り火花を散らしていたブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟の前で執事トニーが発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ“だった。
ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島“ランカウイ島に大集合!
そして、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人も、フウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…
はずが、百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!
誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!
(「コンフィデンスマンJP プリンセス編」公式サイトより引用)
プリンセス編の魅力①成長する主人公が魅力的!
プリンセス編は関水渚さんが演じるコックリという女の子が今回の話の主人公となっています。
コックリは今作で初めて出てきたキャラクターです。元々は詐欺師の娘で、登場当時は身寄りをなくしてひどい生活をしていました。いつも「コックリ」と頷くことしかしないので「コックリ」と呼ばれています。
本来はとっても優しく、笑顔がかわいいとても魅力的な子なのですが、育ってきた環境のせいで自分に自信がなく俯いているばかり。
そんなコックリがダー子と出会い、一緒にフウ家に乗り込むことになります。物語全体を通してコックリがどんどん美しくなって、心身ともに成長していく様子がとても素敵です。
私は映画館で1回、自宅で1回このプリンセス編を観たのですが、2回とも同じシーン(コックリの成長を感じることができるシーン)でボロボロ泣きました。笑
プリンセス編の魅力②ゲスト俳優陣がとにかく豪華!
映画版では、ドラマに出てきた俳優さんたちがゲストで多く出ていますが、この「プリンセス編」でも、今までのシリーズゲスト俳優が勢揃いしています。
ドラマシリーズから広末涼子さん、江口洋介さん、石黒賢さん。前作の「ロマンス編」から竹内結子さん、三浦春馬さん、など。
話の内容的には1話完結なので、プリンセス編だけを観てもしっかりと面白いですが、シリーズ全体で観ると登場人物たちの関係性もわかるのでさらに楽しめます。
今作のみのゲストもとても豪華です。レイモンド・フウ役で北大路欣也さん。遺産をめぐる姉弟役でビビアン・スーさん、古川雄大さん、白濱亜嵐さん。執事役で柴田恭兵さん。
特に柴田恭兵さんの執事は冷静沈着ですっと仕事をこなしていてとても素敵。映画を観ていて、「遺産争いの最後の敵は3姉弟ではなくこの人になるのでは?」という予感がしました。
大富豪の豪邸が舞台ということで、場面としては多くはありませんがデヴィ夫人やGACKTさんなども出演されています。なんと豪華。
新作「英雄編」も楽しみ
『コンフィデンスマンJP 英雄編』の予告は何度か映画館で観ました。
今回の舞台は世界遺産の都市「マルタ島・ヴァレッタ」。公式サイトには、
「ザ・ラストコンゲームグランドフィナーレバトルロワイヤル、いざ開幕」
「最後に騙すのは、仲間」
と書かれています。コンフィデンスマンシリーズは今作で最後なのでしょうか?
今回新しく加わった俳優陣もとても豪華です。松重豊さん、城田優さん、生田絵梨花さん、瀬戸康史さん、真木よう子さんなどなど…。それぞれどんな役柄で出演されているのか気になります。
早く観にいきたいなあ、楽しみです!
観に行ったらまた感想を書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まつこ